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「戦艦ポチョムキン」と言うと唸ったのは反ユダヤ主義への言及でしょうね。
苦しい中から蜂起した人たちが「ユダヤ人を殺せ!」と叫ぶ場面。私も知ってはいたけど、ああも堂々と出てくると驚いてしまう。大切なのはここじゃないですか。正直今では映画にできないでしょう。
すぐ反ユダヤというとドイツだけど、当時はヨーロッパ自体反ユダヤで、ドイツではナチス以外の他政党も反ユダヤ主義は当時掲げていたはず。ユダヤ人は金持ちだ。金持ちは貧乏人を搾取する悪い奴。だからユダヤはけしからんという声は容易に国家社会主義と社会主義との融合をもたらすはず。今もロシアでは反ユダヤは強力だと聞きます。正直うんざりしますが。キリストがユダヤ人だということぐらい聖書にも書いてあるのに。
実はあの映画の結末で「労働者の勝利」が描かれていたので、私は館主に「こら史実と違う。たしかポチョムキンの反乱は壊滅させられたのじゃないか」と言うと「いや、そら労働者の勝利を願うという意味でさあ、ああなんだからいいじゃない」と会話したことを覚えてます。
映画でもやったらナチス・ドイツを批判していれば勧善懲悪になるような空気があります。でもアメリカでブッシュ大統領が出てきたり、ユダヤ人国家のイスラエルが大虐殺をやってもおとがめなし。ロシアでは政府に批判的なジャーナリストが暗殺されたりする今、どうも逃避のような気がしてならないのです。
一般には独裁は民主主義と反対の体制と思われたりしてるけど、実は民主集中制という民主主義の一種で、実は近しい関係にあるということはもっと指摘されてもいいはず。正直ナチスドイツを人非人のように描いている映画を見ると「あんたらそんなんでええの?」と言いたくなることが凄く多いのです。
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